2019夏……命をかけた庭作業。~植え替え祭とアジサイ再生への道
毎日暑いですね!
こちら京都では、気温37℃の日々が続いております。
人間も生き抜くのに苦労しますが、植物だって過酷な時期です。
そんな時期ですが、植え替えと剪定・挿し木をした話をしたいと思います。
先日、アジサイの伊予絞をダメにしてしまいました。
今回この伊予絞を使って、剪定してからの挿し木を行ってみました。
というのはこの伊予絞、完全に枯れているわけではなさそうで、根元には新芽?が生えております。
節々にも芽?があるし。(この写真じゃわかりにくいけど)
なので、伊予絞は死んだわけじゃない。
あなたを死なせるわけにはいかない!
完全素人技術ですが、アジサイを再生させようとワタクシ決意いたしました。
そもそも、この伊予絞。
水やりをして、1日経ってもこの時期だというのに、土が乾かない。
葉っぱは、もともと少なかったうえに、みるみる落葉していく。
「これは根腐れしているのだろう」と見当をつけてみました。
ということは、一度、鉢から出してみないことには話にならない。
実は、今まで伊予絞に使っていた鉢は、プラスチック鉢。
そう、私と相性の悪いプラスチック鉢。
他のアジサイは陶器なのに、ごめんよ伊予絞。
そこで、ちょうど地元で陶器の祭りがあったので、大きめの鉢を購入してきました。
右の大きい方を使います。500円。安い。
ちなみに小さい方は300円。
鉢から取り出しやすいよう、まずは上部を剪定しました。
枝の部分は、挿し木にしてみます。
土は他の草木のように、赤玉土中粒、鹿沼土、花と野菜の培養土、ニームケーキ、ミリオンを適当に混ぜて使います。
今回は、元肥やオルトランなどは入れていません。
(元肥に関しては、もしかしたら今年アジサイの花が咲かなかったのは肥料のやりすぎだったのではないかと思ったからです)
なかなか鉢から抜けなくて、ちょっと苦労しました。
「もしかして根が張りすぎてる……?」
と、思ったのですが……
まったくそんなことはなく、土が粘土状になっていたから取り出しにくかったのでした。
でも心もち、団粒構造にはなっていたんですよね~。
中でミミズが死んでたし。
なぜミミズは死んだのか。
真夏のミステリーです。
さて、根腐れを心配していたのですが、
めっちゃ根が張っているわけでもなく……逆に根がないわけでもなく……黒くなってもなく……土から腐ったニオイもせず……
結局、何が悪かったのか、良く分からないままでした。
土が原因じゃなかったのか~!
単に私が悪いのか、それならこのアジサイの運の尽き。
ともかく、数時間土を乾かしてある程度土をふるい落とし……植え替え完了です!
続きましては、挿し木です。
この時点でもう、汗ダラダラです。
真夏の午後4時。
まだまだ暑い時間ですが、しかもそもそも挿し木の時期じゃないですが、やっちゃいます。
今回は、ちゃんとルートンをつけて……切り口をカッターで鋭く斜めにして……
赤玉土(小粒)オンリー鉢ちゃんにドーンですわ!
置き場は、この日陰の庭しかありません。
明るい日陰はうちにはないので、暗い日陰で管理します。
葉も生えてないことですし、根付く可能性は限りなく低いですが、もし根が出たらもうけもんです。
さて、タイトルに植え替え祭としたのには、訳があります。
去年~今年の冬に購入したシダ植物、フィリティス・スコロペンドリウム・アングスティフォリア。
相変わらず名前が長いこのお方、やっっっっっっと、植え替えます。
今までポットのまま放置していました。
ごめんね、フィリティス・スコロペンドリウム・アングスティフォリア。
鉢は、小さい方の300円の鉢を利用。
土は、例のごとく赤玉土、鹿沼土、花と野菜の培養土、ニームケーキ、ミリオンなのですが、配合は変えてみました。
シダ植物なのであまり水はけがよいと良くないかと思い、花と野菜の培養土を中心に、赤玉土も微塵の部分を多めに入れております。
そういうわけで完成。
ああ、汗だく、タオル持って作業しとくんだった。
そんなこんなで、「私ってまだまだ新陳代謝がいいんだな~」と、ポジティブになれた一日でした。